ホーチミン半日ツアー
初めての土地に行った時は、半日でもツアーに参加する事にしている。
一人は割高だけど、まあガイドさんに要点を聞く事もできるし、土地勘もつかめる。
朝8:10、ホテルのロビーでピックアップ待ち。
時間になるとベトナム人女性がロビーに入ってきて、私に話しかける。
そこで付いていくと、ビナサンタクシーが止まっていて、その中に日本人カップルが乗っている。
ガイドさんが今日は3人ですといって、男性を後ろの席に追いやって、レディファーストと言う。
参加当日は、誰かのお葬式があって、ツアーに組まれていた統一会堂には入れないとの事で
戦争博物館へ行先チェンジ。
苦手なんだよね、戦争の話。
広島は好きだけど、原爆資料館には絶対入らないと決めていると、同じ。
ベトナムの人は強いなぁ。
明るく戦争の事を話す。
ここで、1時間のフリータイム。
1階の展示は、日本が「戦争をやめろ」という掲示物から。
建物の入り口には、爆弾の展示、ご丁寧にスピーカーから飛来音が聞こえる。
1階から順番に建物を上っていくのだけど、辛すぎて、見てられない。
日本語が多い。情報が入ってくる。
見ている人達は、白人もアジア人も様々。みんな何を思っているのかな。
銃の前に足跡があって、そこに立つと
機関銃の音が鳴り始める。
順番に見ていくと、教科書で習った写真。
ベトナムのイメージは、これ。
ベトナムは、アメリカ軍に勝ったという。
でも枯葉剤の影響や、戦争の生々しい写真ばかりで、辛くなる。
映画やドラマで銃が簡単に出てくる今、やっぱりこのしんどさは、
現実を感じる必要があると思っちゃった訳で。
さすがに、顔だしパネルで写真は撮れなかった。
入る前にガイドさんに、1時間長かったら、下のカフェで休んでたら?と言われ。
そそくさと一周して、カフェでコンデンスミルク入りコーヒーを2.9万ドンでいただく。
そういえば、いわしたちひろの絵も飾ってあって、
日本が寄ってるのか、ベトナムが寄ってきてくれるのか、不思議な感覚。
入場した時に、ハトのシールを貼られた。
ハトはどこでも幸せの象徴なの?
戦争博物館を出ると徒歩で次の施設に向かった。
道すがら、あのシールを貼ってある場所があった。
ちょっとアート。
でも、誰?こんな事するの。
そして、どっかの学校。
夜には日本語学校になるんだって。
そして村山元首相の名前の学校。
日本が寄ってるのか、ベトナムが寄ってきてるのか、不思議な感覚。
ガイドさんに付いていく、道を渡るのが本当に難しい、信号は守られてない、
キャー×2 言いながら、横断歩道を渡る。
本当は見学予定だった統一会堂
誰かのお葬式で、入れなかった。
昔は偉い人の住まいだったんだよね、屋上にはヘリコプターつきばがあるんだそう。
地下にはサイゴン川まで続く通路があるとか。
続いて、聖マリア教会。材料はフランスとかイタリアとかから持ってきたんだって。
すごいね、でも老朽化に伴い、修理中。
横断歩道を渡ると中央郵便局。
スーパー観光地。
建物には、作られた年と、完成した年が。
そしてフランス人が作ったから、フランスの偉い人の名前が、いっぱい書いてある。
「アンペア」さん、人の名前だったのね。
街を歩いていても、フランス語が良く聞こえてくる。
ベトナム人の英語は聞き取りにくいし、私も英語喋れないから、フランス語で言ってみたくなる。
でも結果、英語の単語の方が意思の疎通がとれたりするんだよね。
フランスに行きたくなる~。
郵便局としてもちゃんと営業しているそうですが、この日は日曜日。
休日営業なのかな?ご苦労様です、ホーチミンさん。
床も素敵です。そして、つづく。
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