水上人形劇 in レックスホテル 【ネタバレ】

ベトナムに行って一番面白かったのが、水上人形劇・ウォーターパペットショーでございました。

意外で笑えるけど。

レックスホテルに着いた時から、部屋に行くまでの通路に変な人形いるし、

エレベーターの中にポスター飾ってあるし、ホテル以外に専用の劇場も

近くにあるみたいだったから行くか行かないか悩んでいた。


色々疲れ果てていた最終日、チェックアウトは12時だし、飛行機は0時だし、ま、見て帰ろうかと思って、コンシェルジュに聞くと、チケットいつでも買えるよという。


やってる日は曜日が決まっていて、最終日はちょうど開催日だった。

館内にちらしがいっぱい置いてあって、ちょっと興味をひかれつつ、ホテルで開催するものだから、ちょっと舐めてるだろうと思うし、本場はハノイみたいだし、悩む。

たしか、楽天トラベルでレックスホテルを3日以上予約すると水上人形劇のチケット付きだったな、なんて思い出す。

チェックアウト後、ばらまき土産を買って、高島屋で時間をつぶして、18:30にレックスホテルに帰ってきた。

ショーが終わったら、タクシー呼んで欲しいんだけど、というと

「いつでもいるから大丈夫よ。」

なんて言われ、ホントかな~なんて思いつつ

中庭に進む。

インド人の団体予約があったのか、インド人は直進、その他は細い階段を上らされて、

客席に案内される。

中央の席ではなく、舞台用語で下手側、前から3列目。

中央の席が空いてるし、そっちがいいなーと思いつつ、ま、いっかと座る。

座った途端に、必要のないドリンクを注文させられる。

断る勇気の無い私は、ジンジャーエールを注文。

小銭はタクシー代位しか残していなかったので、カードで支払う。

小さな缶に入った(最近見ない細長い缶コーヒーの大きさ)のジンジャーエールにストローがついて日本円で600円位払う。高い。

チケット代は1,500円位で、ホテルに泊まった人は割引がある。いくらなのか、カード請求がきたら確認するとしよう。

隠し持っていたワインと、ジンジャーエールを交互に飲みながら開演を待つ。

前には日本人のグループ。と白人の女の子が一人コロナビールを飲んでいる。

結婚式やパーティーが入ると、この中庭に特設ステージが作られていたから、

水上人形劇もできるけど、色々できる中庭らしい。

上の階から2番目に輝いている広間はホワ・マイレストラン、朝食会場。

その下の階段横は、エクゼクティブルームに泊まると使えるラウンジらしい。

行けなかったけど。

横を見上げると、ちょっとベトナムらしい照明や、扇風機。

コウモリが中庭から出られなくて、ショー中にもかなり飛び回っていた。

自分の席から右をみると全くの空席。

この後、色々な惨事が起こる。

水上人形劇を見に来たけれども、最初は他の出し物で楽しませてくれる。


マイクの音もこもった感じで、何を言っているのかわからないけど、

緩い感じ、ベトナムっぽい。

人の出ハケや、司会らしき人の案内もきっちりしてないけど、

ま、1,500円位ならこんなもんなのかな、観客も少ないし、なんて思っていると

ショーが始まった。

ショーが始まっているのに、がんがん人が目の前を通り過ぎて、席に着く。

しかも中央のブロックや、上手側の席に行くには、下手に最初から座っている

私たちの前を横切らないと辿り着く事ができない。

さすが、外人だなーと妙に感心する。

「ウエルカム トゥ ベトナム」(泣)

なんで最初の日に来なかったんだ、最後に日に見ちゃって、私のバカバカって感じ。

音楽は中国の古典音楽のような感じで、日本でいう雅楽っぽいものや、胡弓なのか二胡なのか、かなり楽しい感じ。

獅子舞は雄雌だったらしく、途中子どもが生まれましたが、雌の獅子舞の中に子どもがいたなんて

全く気が付きませんで、一人楽しんでおりました。

ま、この間も人が前を横切るんですが、一番すごいなと思ったのが

インド人の団体で、中央ブロック前から2列目に座っていたご婦人、なんとご家族と思われる方と

大きな声でテレビ電話をしているという、しかも全然切らない。

照明が暗くなっているにもかかわらず、他の人の事も考えず、しゃべり倒している。

ま、日本語じゃなかったので、雑音として捉えられて、まだ良かったのかもしれない。

出し物はたくさんやってくれて、全然人形劇に辿り着かない。

奇麗なお姉さんがいっぱい出てきて、写真をとるんだけど、距離があるからなかなかうまく取れない。一応、周りの人に迷惑にならないように、フラッシュ無し、周りが暗い時は取らないようにしたけれど、外人、誰もそんな事気にしちゃいない。

水上ステージの両サイドを固める、バンドの方々がかなり良くって

多分ちょっと楽しんでやってたんじゃないかな、と感じまして

こっそり録音して帰ってきました。

聞くだけで楽しい。

言葉で表すと、「ニャーニャーニャー(楽器シャーシャーンシャーン)」位な。

表す方が無謀か。

踊り子さんの列も、若干揃ってないというか、日本人ならもうちょっとちゃんとやるだろうなー

なんて思いつつ。

次のグリグリは奇麗に揃いました♪よかった、よかった。

さて、お待ちかねの水上人形劇が始まりました。

この頃には、いろんな障害がありつつも、かなりこのショーにのめり込んでおり、

水上人形劇が始まったら、もう、終わりの演目なんだな、なんて寂しくなっちゃって。

人も出るけど、ドラゴンや、蝶や、いろいろな登場人物が現れて

音楽隊は、セリフをつけたり、動きに効果音をつけたり、かなり楽しい。

世界各国、楽しい音とか悲しい音とか共通しているのかしら。

↓英語が読める方はどうぞ。

最後にはスモークも出る演出。沢山の人形をどうやって、操っているのか不思議で仕方ない。

潜ってても、水濁ってるし、どこから見てるのかしら、なんて、謎。

たった1時間のショーなのに、40代おばちゃんは、夢中になっちゃって、

人形を操ってた人が出てくると、もう手を振りたくなっちゃって、

なんと、あの壁は御簾状態になっていたのね、私たちからは見えないけど、

暗い方からはステージが見えて、操作していた感じ。

「ブラボー」

ありがとー、楽しかったぜーー。

という事で、ベトナムを満足して帰る事ができました。


もう一つの謎は、白人カップルや、前に座っていた白人の女の子、最後まで見ずに帰っちゃったんですよね。なんでかしら?


ちょっとだけ日本が嫌になっちゃった40代のブログ

負け犬ならぬ、性格は負け猫かなぁ。 基本お祭り好きだから、あまり我慢出来ず、後先考え生きてきちゃった、軌跡。

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