外宮 内宮 朝熊山 で 名古屋へ
さて、二見浦で禊をし、伊勢市駅に到着。
ここで、伊勢路フリー切符の行きの券は没収。
この後の乗り降りは復路のチケットを使ってくださいと言われる。
駅から外宮へ向かう途中、探していたひりょうずに遭遇。
枝豆やらひじきやら、いっぱい入った丸いさつま揚げのようなもの。
外宮の目の前で、とりあえず40代女子、立ち食い。
アツアツで、超うまい。隣に地ビール屋があるけども、やっぱり外宮に向かうのに、
ビール飲んじゃいけない気がして。
無言で恵方巻を食べるみたいに、外宮の鳥居の前でもぐもぐ食べる。
大好きなお酒はちょっと我慢して、いざ外宮へお参り。
やっぱり空気が全然違う。
荒ぶる神々の平静を願って。
日々の生活に感謝をし。
時々現れる、頼んでもいないのに、外宮内の場所を勝手に説明してくれるおじさんをかわし自分なりに神さまに感謝の意を伝える。
ここは外宮でも一番好きな場所。次回式年遷宮ではこちらへ移動するお社。
なんだかとても神聖に思える。
この奥には給仕の間があるんだそうです。
日本人は米作に感謝を込めて生きてきましたから、天皇もずっとその感謝と五穀豊穣を願ってきていただきましたから、とても恭しい、私にとってとても気持ちの良い場所であります。
外宮での本殿にお参りをして、日々の感謝の気持ちを伝えます。
さて、外宮をお参りしたら、時間があれば、ツキヨミの神さまにお参りしたいところではありますが、今回は内宮へ向かいました。
バスで行くという手もありましたが、せっかくなのでタクシーで向かう事に。
だって6000円もあるんですから。
駅から来たさっきの参道を戻ると、近鉄タクシーの事務所を発見。
中の事務所に入って、JRフリー切符のタクシー券を交換してもらう。
昔の遊園地のチケットみたいに、500円のチケットと、100円のチケットと50円のチケットが6000円分綴りになっていて、10円単位は現金で払うのが良さそう。
おつりは出ないそうです。
事務所でチケット交換をしてくれたおじさんが、事務処理もこなし、
タクシーも運転してくれて、内宮に向かう。
今日は道が空いてるなんて言われて、良い気分。
昨日は外宮から内宮まで渋滞して、車が動かなかったんだって。
外宮から内宮までタクシー代は1350円でした。
内宮は思った通り、すごい人。
五十鈴川を越えるとさらに神聖な空気に。
内宮の中でも、願いを届けてくれる神さまや、自分の願いをかなえて下さる神さまに順番にお参り。
誰かに神さまは500円が好き、と言われ、でも500円づつお賽銭あげてたら貧乏になっちゃうので、自分のできるかぎりのお参りをする事にしています。
時にはお賽銭はありませんが、お札やお守り、御朱印を頂いたりしているので、良いのではないかなんて思ったりしています。
一緒に行った友達が、お参りする前にお守りを買ってから行くとよいって言ってくれたので、初めてお札を買ってから本殿にお参りする事にしました。
この日は曇りでしたが、なぜか外宮、内宮とも寒く感じる事もなく、
守られてる感がすごいんですよね。
時々大きな樹に触れてみたり、パワーをもらったり、悪いものを吸ってもらってるような気になって、精神治療。
さて、内宮をお参りした後は、お待ちかねのおかげ横丁。
タクシーの運転手さんが教えてくれた、白鷹ワンカップを酒屋さんで購入。
その次に見つけたとり天のお店でつまみを購入。
ベンチでとり天をあてに日本酒をちびりちびり。
なんと幸せなんでしょう。
ひもののにおいを嗅ぎながら、伊勢うどんを食べに立ち寄って
そのままシュークリームを食べて、ただただ気分の良い酔っ払いと化す。
おかげ横丁をずっと行くと、車道にぶつかり、
左に曲がると、猿田彦神社が。
こんなに近かったの?なんていいつつ、
みちひらきの神さま、猿田彦神社へ。
友達から聞いた、おみくじがすごく当たる!という噂を信じて、おみくじを引いてみる。
キャー大吉
気分がめちゃくちゃ良い。友達も大吉。
芸能にはあまり縁がないけども、佐留女さんにもお参りをして、たから船を写真にとって、
お伊勢参りも〆の朝熊山(あさまやま)へ。
さて、ここからが少し困りました。
猿田彦神社にいるタクシーの運転手に聞いても、チケットが使えないという。
個人タクシー以外は、結構使えるはずなのに、某有名タクシーの看板つけてるおっさんにも断られ、仕方なく内宮前のタクシーのたまり場へ戻る。
まあまあ距離もあって、ちょっとお疲れモード。
内宮前のタクシー乗り場でおじさん達に相談すると、
このタクシーならいいよと、一人のおじさんが吊るしあげられる。
ちょっと面白い。
おじさんにあとタクシーチケット4000円位しかないけど、なんとかしてってお願いして
言うと、朝熊山行って、伊勢市駅に戻ると8000円はかかると言われる。
じゃあ、鳥羽駅までスカイラインを通り抜ければどお?というと、ま、そっちの方が安いと思うって。
じゃあ、スカイライン料金別で、安いタクシー代で行ってとお願いする。
なかなかネゴシエーションは難しい。
というものの、おじさんはとってもいい人で、あんな皆がいるところで安くなんてできないんだから、少しは安くする為に協力するからって、車の中で慰めてくれる。
おっちゃんありがとう。
鳥羽まで行くと家に帰るのに遠回りなのに、、向かってくれました。
お伊勢さんの鬼門を守る朝熊山、金剛證寺に到着。
私はこの入り口が本当に好き。仁王像も割と親しみやすいお顔。
この時確か16時半くらいで、お寺はとっくに終了時間でした。
なので御朱印もお土産もいただく事ができず、、、
こちらの御朱印はとってもかっこいいので残念でしたが、
ま、ここまで来れた事に感謝して、お参り。
タクシーのおっちゃんが、奥之院の入り口で待っていてくれると言ったので、
ぐんぐん登っていくと、お寺も閉まっていたこともあってあっさり、奥之院の入り口に到着。
おっちゃんは、ちょっと休憩するつもりだったみたいで、
早すぎるわ!と怒られる。笑。
仕方ない、だってどこも開いてないんだもの。
そして、伊勢スカイラインを鳥羽駅方面に下る。
途中とっても景色の良いところで、おっちゃんが車を止めてくれて
写真を撮る。
地図を広げて、島の説明。
鳥羽一郎のふるさとはあっちだとか、なかなかのしゃがれ声で、面白おかしな観光案内。
今見直しても素敵な景色・・・ほれぼれ。
その後なんと、鹿に遭遇!!
神さまの使者と言われる鹿に出会えるなんて、私たちは本当にツイていました。
無事に鳥羽駅に到着。
おっちゃんも少しだけ努力してくれて、なんとか少し上乗せするくらいでタクシー代も節約できました。
多分次回があれば、外宮からはバス移動して、内宮からスカイラインにタクシーで入れば、もう少しお得になるかもしれません。
また鳥羽駅でも電車の本数が少なく、またまた寂しい駅で、繋がっている近鉄鳥羽駅で暖をとり、帰路につきました。
松阪まで乗り降り自由なので、降りてお肉でもと思いましたが、
ババアは少しお疲れ、よく歩いたし、満足度も高かったので、松阪牛はまた次回という事で。
名古屋駅到着。
住よしのきしめんを食べて、さらに幸せ度を増して、帰宅しました。
あー美味しかった。
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